俺の目は節穴

そのほうがいいこともある・・・

子どもの風邪 内科・小児科・耳鼻咽喉科 どの診療科を受診すべきか

2016-07-15_200315

子どもが風邪をひいてしまった場合には、内科と小児科と耳鼻咽喉科のどの診療科の医療機関に行くべきかとなると、中には内科と小児科は殆ど同じだからどちらでも良いのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、やはり小児専門医というのは多くの子どもを診察しているので、その時の子どもならではの流行している病気などにも敏感ですし、特にまだ小さいお子さんの場合には子どもの将来的な事も考えての治療方針も検討していますので小児科の方が良いと言えます。内科医にも小児を多数診ている医師もいますが、全体的に見てという判断で今回は小児科と耳鼻咽喉科の2つの診療科で考えていこうと思います。

小児科を受診しても、耳鼻咽喉科を受診しても基本的には同じような症状であれば、同じような効き目の薬が処方されますし、どちらが良いかというのは判断が難しいと言えますが、最終的には保護者や子ども本人の好みもあるのでしょうが、それでは何も進展していないのでいくつかの角度からみてみます。

症状の面から言うと、基本的にはどちらの診療科でも対応はしていますが、やはり症状によっての得意分野があります。風邪の基本的な症状である、鼻や喉の症状に関しては基本的にどちらも大丈夫ですが、耳鼻咽喉科の方が良いのかもしれません。次に子どもの風邪に多い、中耳炎などの耳の痛みに関しては、耳鼻咽喉科でしか治療ができません。一方で嘔吐や下痢や腹痛などの消化器の症状も子どもにはとても多いのですが、これは小児科の得意分野だと言えると思います。

次に症状以外の面で見ると、どちらの診療科でも言えますが、患者さんの集中する時間帯や季節は待ち時間が長くなるので子供にとっては厳しいです。最近は予約制の医療機関も多く、パソコンや携帯電話などで予約が取れるようになっていますが、時期によっては朝から既に予約はいっぱいで診察時間は夕方以降などという事も多いのが本音です。これは小児科でも耳鼻咽喉科でもあり得る事なので、診療科目の問題というよりも、医療機関そのものの数やどうしても集中してしまう医療機関もあるのでしょうから何とも難しい問題です。どちらにしてお予約制の方がずっと待合室で待たされるという事は防げるので少しは良いとは思います。

やはり、最終的な判断は保護者や子ども本人と医師やスタッフとの相性のようなものもあるので、診療科目の問題というよりも、医師や看護師の対応で決まってしまう事も充分にあり得ると言えます。治療方針でも積極的に治療を考えて薬を選択する医師もいれば、比較的対症療法が中心の守りの治療方針の医師もいます。どちらも正しい選択だと思いますし、診療科目に関しても小児科でも耳鼻咽喉科でも基本的には問題はないと思います。

最終的な結論としては、保護者と子どもにとって信用のできる医師を探す事がポイントになるのかと言えます。それが小児科になるのか耳鼻咽喉科になるのかは、保護者と子どもと医師とスタッフとの様々な要因があるので答えは出ませんが、子どもが安心して受診できる医療機関であることが一番になります。


Leave a Reply

Your email address will not be published.