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そのほうがいいこともある・・・

男性特有の病気 前立腺肥大症について

男性特有の病気として有名なものに「前立腺肥大症」があります。前立腺肥大症は加齢とともに頻度が高くなり、30代からはじまり50歳で30%・60歳で60%・70歳では80%の方にみられます。しかし、前立腺肥大症は全ての方が治療を必要とする訳ではなく、排尿障害などを伴い治療を必要とする人の頻度は総数の1/4とされています。

前立腺肥大症の主な症状は排尿症状・蓄尿症状・排尿後症状に分けられます。

1・排尿症状
排尿症状の主なものに「排尿困難」があり、尿の勢いが弱い・尿が出るまで時間が掛かる・尿が分かれて出てくる・力まないと尿が出ないなどがあります。

2・蓄尿障害
前立腺肥大症では多くの方で「頻尿」がみられます。その他にも急に我慢できないような強い尿意が起きる「尿意切迫感」、尿意切迫感があり頻尿も伴う「過活動膀胱」などがあります。

3・排尿後症状
排尿後症状とは排尿後もスッキリしない「残尿感」や、尿が終わったと思い下着を着けるが尿が少しずつ漏れる「排尿後尿滴下」などがあります。

 

前立腺肥大症の検査方法

前立腺肥大症は泌尿器科を受診することになりますが、様々な検査を受けることになります。その中でも確実に行う検査には1・世界共通のスコアを用いた自覚症状の評価、2・前立腺の形や硬さ・痛みの有無を調べる直腸内指診、3・尿検査、4・尿の勢いや排尿量等を調べる尿流測定、5・排尿後に膀胱内に残った尿の量を調べる残尿測定、6・前立腺癌の有無を調べる血清PSA測定、7・前立腺の大きさを計測する超音波検査があります。

 

前立腺肥大症の治療法

検査によって前立腺肥大症と診断されると治療が開始されます。主な治療法には保存治療・薬物治療・手術治療があり、症状や合併症の無い前立腺肥大症は治療の必要がなく定期的な経過観察を行います。保存治療は薬物治療が必要無い患者で生活習慣の改善によって症状の緩和を行います。薬物治療では前立肥大による尿の通過障害を和らげる薬剤が使われますが、前立腺平滑筋の弛緩させることで尿道の圧迫を抑える薬剤と、前立腺を小さくして尿道の物理的な圧迫を抑える薬剤の2種類があります。そして、薬物治療では十分な効果が得られない場合や、尿路感染症や腎機能障害が発生している場合には手術での治療が行われます。


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